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2014年12月11日

そこで彼は

マリー・マドレーヌ・ドルー・ドブレー(Marie Madeleine Dreux d'Aubray)という
長い名前では、ほとんど知られていないが、
ド・ブランヴィリエ侯爵夫人という名称で歴史に名を残している。
彼女は、17世紀のフランスにあらわれた女性毒殺魔。
自分の父親を遺産目的で殺害し康泰領隊
夫や弟にまで、人知れず毒の牙をむいた女性ということができるだろう。

そこに至ったのは奇遇の重なり。
その偶然の成せるワザが、か弱きハズの女性の運命を変えていったとも言える。
このマリーは21歳でド・ブランヴィリエ侯爵と結婚康泰領隊
ある日、夫が騎兵隊の士官であったゴーダン・クロワという人物を
たまたま、屋敷に連れてきた時から歯車が狂い始める。
「ひと目あったその日から~」というのか、夫人とゴーダンとは恋仲となる。
それが父親の知るところとなり、仲を引き裂かれ、
ゴーダンは、バスチーユ牢獄に入れられることになる康泰導遊
そこで彼は、たまたま毒物オタクのような人物と出あい、毒薬の手ほどきを受ける。
監獄を出る頃には、毒薬の権威も唸るような毒物使いになっていた。
出所後、人知れず夫人とゴーダンは逢瀬を重ね、
共謀して、恨み骨髄の父親を少量の毒薬を投与しながら殺害していく。
その間、マリーは病人に寄り添い、手厚く看護する。
誰も、マリーを怪しんだりはしない王賜豪
財産目当てで夫を、次に弟を、そして妹、召使いまでも殺害していく。
毒薬の知識が一般的でない頃の話ゆえか、
毒殺犯として、これを決定づけることはできなかった。
ただ、悪運が尽きたのは、ゴーダンが毒の使  


Posted by zico at 17:35Comments(0)